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「盛り上がってない......私の心が」なぎら健壱がぼやいた『タモリ倶楽部』

「盛り上がってない......私の心が」なぎら健壱がぼやいた『タモリ倶楽部』
『嘘のような本当の話(2)』/テイチク
 今回ツッコませていただくのは、10月29日深夜に放送された『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)。この日の企画は、なぎら健壱持ち込み企画の「なぎら健壱杯争奪 お金が舞う! コインチキンレース」というもの。
 会場には会議室でよく見る長机がいくつか並べられ、ここでなぎら考案で世界的に流行していることになっている「コインチキンレース」を行う。どんなゲームなのかというと、長机の上に置いた10円玉を各自が手ではじき、最も机の端に近いところまでいった人の勝ち、というゲーム。開始前から一同、「明らかにダメだろう」という空気に包まれている。その空気こそが「ザタモリ倶楽部」のようでもある。とりあえず、スタート。
 この日の他の出演者は半田健人と土屋礼央。一同、ただただテーブルの上のコインを指ではじく。面白いポイントを探り探りだったのかもしれないが、言葉数少なく、どこか"粛々"とゲームが続く。番組開始から8分あたりで、タモリがぼそっとつぶやいた。
「これ、面白くないな......」
 根本的なところを突いてきた。こう言われたなぎらは、
「まだ面白いところまで到達しないうちに、そういうふうに言っちゃだめですよ」
 と、反論を始め、
「何でも最初はそうでした。ボウリングでもそうです。ビリヤードでも、そうでした(中略)最初はそういう風に言われておりましたが、世界的なブームを呼んで......」
 このくどくどしたなぎらの言い訳の途中でタモリが、
「何しゃべってんだ!」
 と、バッサリ切り捨てる。そして、まさかの企画変更! スタッフがあちこち電話をかけ、鉄道のスペシャリストホリプロ南田裕介マネージャーが急きょ呼ばれ、「南田裕介プレゼンツ ダサカッコイイ電車大賞!!」という、定番の電車モノ企画がスタートした。紙にマジックで書かれたタイトル幕の手作り感がまぶしい。そして、自称進行役は、それでもなぎら健壱。曰く、「この時間に帰ってもですね、今日ちょっと遅くなると言ったので、カミさんいないんです」。
 そこになぎらがいる限り、企画が全く変わっても、空気は同じままである。しかも、結構盛り上がっている鉄道企画の途中で、なぎらがいじけたようにこう言った。
「盛り上がってないじゃないですか......私の心が」
 そして、なぜか鉄道の話を聞いていてヒントを得た! ということで、若干のルール変更を加え、まさかのまさかでコインチキンレース再開。最初よりは少々盛り上がったものの、「もうあれ以上盛り上がらないからいいじゃない」と言われ終了......。再び電車企画に戻り、最後まで和気あいあいと電車トークで終了していった。
 もしかしたら、「コインチキンレースはボツ」から「企画変更」という流れ自体が織り込み済みの企画だったのかもしれない。鉄道車両へのマニアックなこだわりを語る、なぎら以外の面々も目の輝きぶりからも、鉄オタ企画が最初からあって、急きょ呼んで来てもらった体にしてとか、勘ぐることもいくらでもできる。でも、それは野暮だ。
 なぜなら、いじけたり盛り上がったり楽しそうななぎら健壱の姿を見ることができたわけだから。そんな意味では、結局はタモリ倶楽部らしい回だった。
(太田サトル)

場の空気を牛耳るなぎら




ttp://news.ameba.jp/cyzowoman/2010/11/88545.html

「頭を擡げる」という言葉があります。
押さえていた疑いなどが浮かび上がってくる、また、隠れていたある考え
が浮かんでくる。思いつく。次第に勢力を得て、人に知られるように台頭
してくる、といった意味です。まぁ、そんな使いませんね~。

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